「『国民は死に絶えろ』と言ってます」物価高対策の縮小提言、奨学金・失業手当にも課税の可能性…青汁王子は「歩行税まで導入されそう」あふれる憤怒
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ae40e625d84b2ea95d6d73aa746df6f13719786
青汁王子って凄まじい名前やなと思ったが、本名なんだろうか?
それはさておき、記事にある以下の表記が気になった。
>租税の3原則である「公平・中立・簡素」に並んで「十分性」も重視するよう求めている。
今の税制って、この3原則のどれも満たしていないと個人的には思う。
まず所得税と住民税。
お金持ちほど実は優遇されていて、所得税は今や下がるに下がって45%が最大。
住民税に至っては均等に10%になっている。
そう、この均等にというのが均等ではないから問題なのだ。
大雑把な皮算用だが、次の例を比べてみるとわかりやすいかもしれない。
年収200万の人の10%は20万円。残りの所得が180万。
年収10億の人の10%は1億。残りの所得は9億。
前者は生活に困窮するレベルだが、所得税分を考慮したとしても、後者は楽天の田中将大を雇っても平均年収の人より豊かな暮らしができるレベル。
これで公平性・中立性を保っているとはどうしても考えられない。
自営業御用達の国民健康保険料(税)も同様。
これも上限があり、だいたい100万ちょい。
したがって、年収10億でも100万ちょいですむ。
一方で、年収500万くらいあると、60万近くになる。
再度大雑把な計算だが、前者は10億-100万=9億9900万が残り、後者は500万-60万=440万が残る。
言葉は悪いが、仕組みを考えた人間の頭が沸いているとしか思えない。
簡素か?という点についても、税理士に相談すると色々と節税できる時点で簡素とは言い難い。
とどのつまり、税理士のような知識を持っていなければ、あらゆる面で節税できないと言える。
知識あるものだけが得をする。
そういう仕組みができてしまっている時点で、標語となっている「納税者が理解しやすいものにする」というのが有名無実でしかないことが分かる。
いや、そもそも誰基準なのかすらわからない。
高難易度の国家公務員試験を突破してきた官僚基準であれば、納得がいく。
彼らにとっては理解しやすいのかわからんが、一般庶民には現状の税の仕組みは理解不能に近いのだ。
馬鹿で申し訳ない限りだが、現状のはさっぱりわからないので、わかりやすくしてほしい。
と一国民である僕は思う。
なお、お金持ち批判みたいになってしまったが、言いたいことはそういうことではないので一筆加えておく。
「税の仕組みが悪い」⇨「政治が悪い」
それに尽きる。
だから選挙行かないとだめよね。
って話になるのだけれど、野党でいいところってありますか?という意見もあるし、ごもっともだと思う。
結局、議員全体が同じ穴の狢みたいなところがあるから、ダメなんだろうな。
プロレスみたいなもんやでと思ってる。
昔はリアルプロレスを少し見れたもんだが、最近はそれもないし。
国会議員って、そんなにいるかな?と思う。
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