またしても円に青い柱が噴き上げた。
財務省、日銀、完全敗北である。
加えて日経平均先物も下落中。
円安、株安の二重苦が来るかもしれないってんで、警戒モード発令中。
だからさっさと金利を上げればいいのにと思う。
株価は一時的に下がるだろうが、この先内需が死ぬよりずっとマシだから。
このままいくと、米国株が下落あるいは暴落、つられて日本株も大幅調整に入るかもしれない局面になってきたかもしれない。
それをもって円高に振れるかもしれないので（リスクオフで円に逃げると思われる）、日銀介入せずとも良かったね！みたいなオチが待っているのかもしれない。
しかし、いずれにせよ金利さっさと上げろという点ではノルディック連合機関も合意しているところだろう。
だって、日本株大幅調整の後は、たぶん再上昇する可能性が高いからね。
その時は45000とか、もう一段上を目指すかもしれない。
米株については知らんけど。
今の円安は日本にとって恩恵が極めて少ない、弊害だらけの状態だと思っている。
そしてこの記事。
介入期待の個人投資家、過去最大級の円買いで逆張り－海外勢と対照的 - Bloomberg
「日本の個人投資家は世界のＦＸ取引のおよそ３割を占めると言われている。国際通貨研究所の橋本将司上席研究員のリポートによると、東京外国為替市場委員会の集計をベースに、23年４月の東京市場のスポット取引におけるＦＸ取引額の割合は79％だった。個人投資家は相場の動きと反対のポジションを取る「逆張り」の傾向があり、足元では円安の一方的な進行を抑える一因となっている。
一方、海外勢は円安がさらに進むと見込んで、円売りポジションを積み上げている。米商品先物取引委員会（ＣＦＴＣ）の最新データによると、レバレッジファンドやアセットマネジャーによる円の売り越しは２日時点で15万枚近くまで増加し、07年１月以来の高水準となった。」
海外投資家（円売り） VS 日本人投資家（円買い）
の構図が出来上がっているそう。
これは相当にまずい。
お昼の記事なので、FXをやっているほとんどの投資家は今夜の青い火柱を直撃した形になっていると思われる。
この勢いで154円を突破し、155円に近づくようであれば、たぶんさらなる投げが来るのではないかと推測。
政府日銀は介入で日本人投資家を守るのか、それとも見捨てるのか、そこが問われている。
あるいはサプライズ的な利上げ発表もありだと思うが、やらんのだろうな。
それを見透かされているから、外国人投資家に舐められまくっている訳だし。
とにかく円安を解消しないと、関暁夫じゃないが、マジでやばいって！
今後これで金を筆頭にコモディディーが上昇してゆくようであれば、日本での生活が一段と苦しくなるはずだ。
どうすんの、自民党？
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