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「[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェース<JPM.N>のジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は9日、トランプ米大統領の大規模関税措置で、景気後退(リセッション)と債務不履行(デフォルト)が引き起こされる恐れがあると警告した。今や世界中に宣戦布告してしまったトランプとアメリカ。ダイモン氏はFOXビジネスの番組で「金利が上昇し、インフレが高止まりし、信用スプレッドが拡大すれば、多くの信用問題が発生する」との懸念を示した。
その上で、関税措置の発表で混乱している金融市場の鎮静化に向け、米政府は貿易相手国との交渉を迅速に進める必要があると指摘。ベッセント財務長官が進める交渉に言及し、「迅速に実施しなければならない。市場を落ち着かせたければ、進展を示す必要がある」と述べた。」
[9日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は9日、先週発表された広範囲な関税措置は米経済に打撃を与えると同時に、インフレ期待を不安定化させる恐れがあるとの認識を示した。また連邦準備理事会(FRB)には利上げと利下げの両方の可能性が残されているものの、それを実施するハードルは以前よりも高まっていると述べた。