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寺子屋フルメタルイノベーションZα

投資的な毎日を猫目線でレポートします

   

世界は変われるか?

昨今の新型コロナ関連のニュースを追っている。
追っていて、気づいたことがある。
「信じるか、信じないかはあなた次第です」
という関暁夫の言葉が現実のものになってきた、ということだ。
たぶん、今度のことで世界が変わる。
ちょうど旧約聖書の創世記11にあるバベルの塔の話のように、人々の相互理解が消え、バラバラになる時が来たのではないだろうか。



で、コロナの話題に戻る。
最近増え続けているコロナ罹患者の数。
それに伴い、完治したという報道も聞くようになった。
だが、本当に完治するのか?という疑問がある。
少なくとも先々月頃には中国で話題になっていたものだが、3月も、そして4月になってもこの種の話がくすぶり続けている。

たとえばインディペンデント紙にはこうある。

Coronavirus: Can you get Covid-19 twice or does it cause immunity?
https://www.independent.co.uk/life-style/health-and-families/coronavirus-immunity-reinfection-get-covid-19-twice-sick-spread-relapse-a9400691.html


"While the recovery rate is promising, it does not mean that those who have been infected with coronavirus are not still at risk, as experts believe having the virus once does not mean you cannot get sick from it again."

どういうことかというと、一度新型コロナウイルスに罹患した者は再びコロナにかかる可能性がある、ということだ。

According to Li QinGyuan, director of pneumonia prevention and treatment at China Japan Friendship Hospital in Beijing, those who have been infected with Covid-19 develop a protective antibody - but it isn’t clear how long the protection lasts.

北京の中国人医師によれば、新型コロナに罹患した者は免疫抗体ができるとあるが、その免疫抗体がどの程度の期間持続するのかは定かではないという。

the antibody cannot last that long.
"For many patients who have been cured, there is a likelihood of relapse."

というか、それほど長くは続かないとあり、治癒した患者の多くには再発の可能性があると記す。

一方で、スティーブン医師はこれまでに知られているコロナウイルスの特性から、罹患すれば免疫システムができあがると見ている。ただし、そう言えるだけのデータはまだ無く、あくまでも過去の経験からということだ。

CDCも、MARSの患者が短期間で再発する可能性が低かったことを挙げてはいるが、果たして新型コロナがこれと同様かというと、まだはっきりしないという。



医学問題についてはド素人なのでなんとも言い難いのだが、中国での感染爆発が起きたのが1月で、それから既に2ヵ月以上は経っている。
にもかかわらず、その後の経過が良く分からないというのはどういうことなのだろうと不思議に思う。
中国が世界に治療経過データを渡していないということなのだろうか。
いずれにせよ、3月から爆発的に感染が増えた欧州のデータが出てくれば、この疑問が解決するに違いない。


なお、現在の日本の状況については黒木先生のレポートが非常に参考になる。
今何が起きているのかが良く分かるので、お時間の無い人にも是非一読をお勧めしたい。


https://shard.toriaez.jp/q1541/4.pdf


このレポートを読むと、政府は一応シナリオ通りに動いていたことが分かる。
3月時点では第一期の段階、すなわち、早期に感染者を特定し、早期にクラスターを潰すという戦略を立てていたわけだ。
この戦略が当時から批判されていたのはまだ記憶に新しいと思う。
その批判通りというか、この戦略は途中で失敗だったことが判明する。
症状のある者でさらに重症化する恐れのある者に特定し、調査範囲を狭めてしまったことで、初期の段階での医療崩壊こそ生じなかったが、無症状の感染者を野放しするハメになってしまったのだ。
そのため3月中旬以降、第一期から第二期への以降が起きる。
それにより、感染源不明による感染爆発となっているのが現在ということになる。
したがって、今はPCR検査数を増やし、感染者の全体数を把握する段階に来ていることになる。
これが上手くいっていないのは、行政の混乱ということか。



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給付金をお給料にする

たけし、政府のコロナ対策に怒り「国会議員は半分返せよ、金」
https://news.livedoor.com/article/detail/18107204/


「一律30万円でもいいから、先にとりあえず出して、後から、青色申告の時に金持ってるやつから取ればいいじゃない」


さすがたけしや、わいが育てただけはある。


しかし、わいはこれを給料のように考えたらええと思うんや。
コロナが収束するまで、政府が国民の雇用主となって、毎月30万円という給料を支払う。

もちろん、何もせずにタダで貰うのは誰だって気が引ける。
だから
国民は給料を受け取る代わりに、自宅待機という仕事をする。
不要不急以外で外に出てはいけない、他人と会わない、話さない、近寄らない。
それが国民のお仕事や。
もし違反するようであれば、就業規則違反として給料をがっつり減額する。
これを一か月やってみたら、感染者ががっつり減るんじゃねえかな。

もちろんこの間も社会を回すために必須の仕事をしなければならない人たちがいる。
そういう人たちは元々の雇用主からお給料が出るから、
二重取りになる。
あげなくて良いだろうという意見もあるかもしれない。
しかし彼らにも給料を出すべきなのだ。
二重取りでええではないか。
感染のリスクを背負って頑張ってんだもの。

あとは国外からの来訪者対策。
これはもう、成田や羽田に仮設住宅を作り、海外から来た人は1カ月、そこで強制的に生活してもらうしかない。
外から中にウイルスを入れないことが第一だ。

健康食品のように、とにかく一か月お試しくださいって感じでやってみよう。
わいはやりたい。

孫正義社長 月産3億枚マスク製造ライン設立「SBは無利益でマスクを供給します」

孫正義社長 月産3億枚マスク製造ライン設立「SBは無利益でマスクを供給します」

https://news.livedoor.com/article/detail/18106885/



「マスク不足の現在、凄い朗報!」

ヤフコメ等を見る限り、一般的には朗報という受け止め方がされているみたいだけれど、自分はちょっと懐疑的。
確かに月産3億枚の供給が実現すればマスク不足はある程度解消されるだろうし、それはとてもありがたい。
ありがたいのだけれど、違う、そうじゃない感がある。
では、孫さんのやり方の何がマズイと思うのか?



1 現時点でマスク製造に参入しようとしている会社の出鼻を挫くことになる


ただでさえコロナ収束後のマスク過剰在庫が心配されている。
そんな折、敢えてマスク生産に投資しようという会社は少ない。
政府の援助があってすら、未だ9社ほどしか参入を表明していないのが現状。
そこに突然現れた月産3億枚という驚異のライバル。
この存在が、今後、参入してくれた8社の足枷になるかもしれないと思うと心配である。

確かに競争してもらうのは資本主義社会においては当然のことだし、社会がそれを是としてもいる。
しかし、その競争のために国内のマスク産業が壊滅状態に陥り、結果として中国マスク工場独り占め状態が出来上がったという話はまだ記憶に新しい。
せっかく国内回帰の萌芽が出始めた矢先に、巨大な黒船が入ってきたのではまとめて潰されかねない。

また穿った見方をすれば、中国側にとっても今回の提携話は非常に美味しいだろう。
渡りに船といったところに違いない。
なにしろ中国が今最も恐れていることは、今後、今まで確保してきた世界のシェアを奪われることにある。
それを阻止するためには、やはり圧倒的な物量でもって「萌芽」を潰しておく必要がある。
ここで一気にシェア拡大を図り、日本勢の参入を最小限に食い止めることができるならば、価格競争の点において再び一強独裁に近い状態を構築することが可能になる。
3億枚という驚愕の数字を提示してきたのには、そういった思惑があるのかもしれない。



2 中国の会社に中国の工場で作らせている

BYDはITと自動車を主軸にした中国の会社である。
つまり元々の繊維やマスクのメーカーではない。
もっとも、IT部品も扱っていることからクリーンルームは持っているのだろう。
しかし医療用品を扱えるほどの管理能力がどの程度まで高いのかは未知数である。
すなわち、きちんとしたマスクを製造できるのかという心配がある。

特に昨今、欧州において中国製の医療用品に欠陥が多数発見されたことが話題になっている。
枚数を確保してくれたはいいが、粗悪品だらけでは話にならない。



簡潔に言えば、以上の2点から懐疑的になっている。


しかし孫さんの気持ちも分からない訳ではない。
孫さんは別に政府の役人ではないのだから、一企業のトップとして自分の会社の利益を最優先に考えるのは当然のことだ。
それゆえ、自社で日本国内に工場を建て運営してゆくのは、先述した収束後のマスク需要に対する懸念の点からも得策ではない。
東日本大震災後の太陽光発電の時のように、明らかなぼろ儲け話であれば飛びついただろうが、今回は利益の観点からそうもいかないだろう。
とすれば、対外的にも内的にも最大限の宣伝効果をもたらすことができる、中国のBYDを利用するという今回の手法が、今のソフトバンクが採るべき行動としては最適であったように思われる。

マスクに466億円

マスク2枚を各家庭に配布と聞いて良かったと思ったのもつかの間、その費用に仰天した。
466億って、おーい。

配布数を全国の世帯で考えると、5825万(外国人世帯含む)になるわけで、ここに2枚ずつマスクを送る計算になる。
したがって1マスク当たりのコストは400円。
うち輸送費がたぶんレターパックで370円くらいか?
封筒で送れば、マスク1枚を25gとして、ちょっとお手紙入れて、140円くらい。
ゆうメールなら180円。
しかし不着の可能性も否めないので、これらは使わないだろう。
というわけでレターパックで計算すれと、430円がマスク2枚の原価となる(国が配布するので利益分は考慮に入れない)。
大量受注とはいえ、1枚あたり215円程度の布マスク。
残念ながら品質はお察しくださいレベルかもしれない。
これで本当に当分の間持つのだろうか心配なレベル。



あまりの残念さに驚きながら、最近、マスク製造機の価格に関する記事を読んだ。
一台2億円らしい。
それで1分間あたり600枚のマスクが作成可能。
2月の段階でこれを検討していれば良かったのではなかろうかとさえ思う。


さらに最近、アイリスオーヤマが宮城県にマスク工場を作るという話題が飛び出してきた。
こちらは設備投資10億円で月産6000万枚の製造が可能。
単純比較は難しいかもしれないが、100億投資すれば月産6億枚になる。
200億なら12億枚。
日本の人口1.2億が全員マスクをつけたと仮定しても、1か月の3分の1はマスク有りの生活ができるようになる。
466億で2枚の布マスクなら、アイリスオーヤマに466億投資した方が、よっぽど有効に使ってくれたのではないだろうか。

ちなみにアイリスオーヤマの工場は2020年6月から始動予定とのこと。
もともとあった工場を改修することから、発表からおよそ2カ月という短期間でマスク工場を稼働させるらしい。
この行動力は凄い。
愚鈍な日本政府にも見習ってほしい。


我が家にある中国製

諸外国でチャイナフリー運動が密かに起きている。
日本ではすぐにヘイトだ!と騒ぎ立てる謎の一派がいるので、そこまで大きな話題にはなっていないようだ。
しかし、確実にチャイナフリーの流れは来ている。
この流れがやがて大きな潮流となり、その外圧的な勢いで、いずれ日本にもチャイナフリーの大波がやって来るかもしれない。
無論、日本には中国大好き政治家が国会議員の中に多数いる。
そのためチャイナフリー運動を全力で阻止されるだろう。
今後、どうなってゆくのか目が離せない。


さて、今日は趣向を変えて、我が家にある主要な電化製品の生産国を調べてみた。

モニター ⇒ 中国製
パソコン ⇒ 日本製(パーツは当然、台湾・中国製)
スピーカー(サムソン) ⇒ 米国製
ヘッドフォン(オーディオテクニカ) ⇒ 中国製
ビデオ(パナソニック) ⇒ 中国製
冷蔵庫(日立) ⇒ 日本製
炊飯器(象印) ⇒ 日本製
掃除機(東芝) ⇒ 日本製
掃除機(日立) ⇒ 日本製
洗濯機(東芝) ⇒ 日本製
電子レンジ(日立) ⇒ 日本製
電気ストーブ(コロナ) ⇒ 日本製
扇風機(三菱) ⇒ 日本製
体重計(オムロン) ⇒ 中国製
ラジカセ(東芝) ⇒ 中国製
電気トースター(テスコム) ⇒ 中国製
電源タップ(パナソニック) ⇒ 中国製



こんなもんだろうか。
中国製ばっかりかと思ったが、意外と日本製が多かった。
白物家電に関しては中国製を避けようと決めているのが要因かもしれない。
店員さんに話を聞くと、白物家電の故障率は高いと聞く。
ネットの評判でもこれは同様なので、おそらくその通りなのだろう。


逆に中国製で安定しているのはパナソニックのビデオ。
これはもう10年近く使っているが故障は二回だけである。
かなり優秀な部類だと思う。
だが、テレビのパナソニックはダメだった。
これは買って間もなく音声が時折出なくなる現象が発生した。
ちなみにこのテレビは中国製。

ビデオに話を戻すと、以前使っていた東芝の中国製ビデオは3年で壊れた。
ちなみに1年ちょっとでDVDドライブが故障した酷い機種だった。
中国製のビデオは当たりはずれが大きいのか、それともメーカーで差があるのか……。


で、家電は日立が増えていったわけだが、これは日立の製品の多くが日本製であることが大きい。
やっぱり10年くらい経つが、冷蔵庫は安定しているし、電子レンジも全く故障なしだ。
さすがモーターの日立である。
電子レンジ関係ないけど。


個人的には中国製云々よりも、やっぱり日本製に頑張ってもらいたい。
でも、外国人労働者を連れて来て組み立てさせる、偽日本製はやめてほしい。
やっぱり日本の若者に仕事をあげて欲しいんだ。

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linne
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男性
職業:
モーグリ工科大学 クリスタルエンジニアリング研究科 クリスタルライザー講師
趣味:
バナナの皮むき
自己紹介:
ちゃきちゃきの江戸っ子だが、サイタマ生まれ。
春日部ファイヤーを合言葉に東京征服をたくらむ。

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