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寺子屋フルメタルイノベーションZα

投資的な毎日を猫目線でレポートします

   

ねこ揉み

放課後お悩み相談室に電話した後、今日の方針が決まった。

「様子見」である。

相場には、「落ちるナイフは拾うな」という格言があるが、僕は落ちるナイフを掴むのが意外と好きだ。
しかし今回は敢えて様子見とした。
理由は一つ。
ネクスト・コナンズ・ヒントである。
そう、犯人がまだ黒いままだからだ。

ただ、ちょっと買いたい気持ちがまるまるしていて困った。
なにしろ今日の相場は後場から一段と強気になった感じがするのだ。
こういうのを見ると、波に乗りたくなるのが常と言うものだろう。

強気の原因として、昨日の売りの買い戻しがあるんじゃないかと思った。

だが、信用倍率を見てみると、意外と昨日飛び込んだ人が多いことが分かった。
これは言い換えると、オシメきたお!!!
と考えた人が多かったということになる。
しかし裏を返せば、将来的な売り圧力がやや増したというわけだ。

こうした買いは、ちょっと不安定に揺さぶりが入った現状ではあまりよろしくない傾向となる。
アメリカのAI・半導体ブームが大こけすれば、タイムボカン並みに爆発しかねない燃料の一部にもなるだろう。
もっともそこまで燃料が溜っているわけではないので、飛んでも黒焦げ程度で済むだろうが。

いずれにせよ今週は、今日のアメリカさんの消費者物価指数もあるし、目が離せない一週間になりそうだ。
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凄い下がる

こんな相場見たいことないお!!!
今日は営業五霞の岸谷君の左手の握りこぶしがそこはかとなく小刻みに震えていて、見ている僕まで思わず漏らしてしまいました。
石川島脱糞パーティーです。
証券会社の株価ボードの前に立つのは尿意ではありません。
大変なことなのです。


前回に引き続き何が言いたいのかさっぱりだと思いますので、説明しよう(ケロロ軍曹スタイルで)。

先週銀行セクターが爆上げし、ワイの中のVIX指数が急上昇。
先週は自動車関連が軒並み死にかけてきたんで、そろそろダブルインバースが噴き上げる頃やろと予測。
しかしうっかり仕込み忘れて土日を悶々と過ごしていたら、あれよあれよという間に日経平均先物が下落。
月曜になればブラックマンデーで爆益やったのに……と涙を流す。

そうして案の定、本日爆下げ。
日経平均は一時1000円以上も値下がり。
悔しいんで脱糞パーティー継続です。


さて、今後の対応ですが、今日の下げは上記の通りヘッジをかけ忘れていたので、激突しちゃいました。
てへぺろです。
全体の3.5%ほど持って行かれました。
ヘッジがちゃんと訊いていれば1.5%までは減らせたはずなので悔しい。


問題はこの先どうするかであり、現在対策会議中。
会議室では、よしお君がてんこて舞を踊っているので、ちょっと慎重にいったほうがいいかもという話になっている。
要するに、3月の権利確定日にかけて荒れそうな気配が漂ってきたので、慎重にいこうかという声が大きい。
しかしイケイケでいくと言い出している部長もいる。
どうするかまだ決めかねているので、放課後お悩み相談室に電話したいお。

凄い上がる

こんな相場見たいことないお!!!
今日は営業傘下の山谷君の右手の握りこぶしがそこはかとなく小刻みに震えていて、見ている僕まで思わず漏らしてしまいました。
平和島脱糞パーティーです。
証券会社の株価ボードの前に立つのは尿意ではありません。
大変なことなのです。


何が言いたいのかさっぱりだと思いますので、説明しよう(ケロロ軍曹スタイルで)。
半導体にいっていた資金が銀行セクターに入り込んできて、ようやく爆上げしたのです。
というと語弊があるので、もう少し正確に説明しよう。
もう一か月くらい右肩上がりです。
で、僕の計算ストーリー上の爆上げ指数に入ったということです。
だから、脱糞ファンタジー炸裂なのです。
銀行セクターは昨年あたりから既に約束のネバーランド状態でしたから、仕込みを入れておいたんですね。
ちょくちょくと。
それがここにきてドラゴン並みに火を噴いたんで、嬉しいわけですよ。
素人丸出しです。


しかしちょっと失敗した面もあるんざます。
整理し過ぎた銘柄があるんですよね。
そう、りそにゃんです。
りそにゃんは腰が重い時とやたら軽い時があるんですが、今回はちょっと腰が重かった。
で、つい握力が緩んでしまったんですね。
そうなると脱糞パーティーです。
またぞろオシメがやって来るかと思ったのですが、なんか来ないんですよ。
一気に加速度つけてエンジン点火で上げちゃった感じです。

でも、そこはりそにゃんなんで、また戻って来ると思っています。
その時ヨロ乳首です。

今日はノリがおかしいのでこの辺で。
さあ、お祭りのクライマックスに向けて再度エンジン点火といこうじゃないか!

中古マンションの成約は築40年超が18%という異常事態

中古マンションの成約は築40年超が18%
https://www.stepon.co.jp/uri/mansion/mansion_news/2024/0229_2614/?utm_source=11409Y&utm_medium=bmm&utm_campaign=EE99_240306&argument=nodf34lq&dmai=a65e54b2d238f9


「物件の属性をみると、中古マンションの平均成約価格が「築5年以内」は7000万円台、「築11~20年」は5000万円台、「築30年超」は2000万円台。中古戸建住宅の平均成約価格が、「築5年以内」で5000万円台、「築6~20年」で4000万円台、「築21~30年」で3000万円台、「築30年超」が2000万円台だった。」


昔は、といってもそんな前ではないんだけど、築20年までが売り時。
築30年超はババ抜き。
と言われていた。
それがまさかの築40年超の、いわゆる完全なるババ物件が18%で最多という記事を見て、ぶったまげた。
業界も変わるもんやなあと感慨深い。
売主はババ抜きで逃げられて良かったねと思う。


が、価格帯を見てびびった。
30年超で2000万とあるが、40年超は1000万かと思ったら、そんな下がっていない金額なんですよ、奥さん。
これはもう事件ですよ、姉さん。

不動産屋の営業はきちんと買主に説明しているのかな?
買主はマンションの資料をきちんとくまなく読んだのかな?
というか、配管とかそういう細かいところはきちんと確認したのかな?
外観や内装だけ見て決めたんじゃなかろうか?と心配になる。
他人事なのでどうでもいいと言えばどうでもいいが、なんかね、あまりにもね。
すべて納得の上でならそれでいいのだが、業界の人間ですらよほど利回りが良くないと手を出さないものだということは、頭の片隅に入れておいた方がいいような気がしてならない。


もちろん500万とかその程度なら、場所によっては十分ペイできるレベルだろうし良い選択肢に入ると思う。
まあギャンブルやけど。
あとは比較的住民がしっかりしている物件とかね。

でも、賃貸に回されていて外国人が1/3以上を占めていたり、高齢者ばかりだったり、積立金があれだったり、耐震補強をしていなかったり等々、そういう物件を、築30年より安いから程度で40年超の物件に手を出してしまったのだとすれば、それはあまりにも勉強してなさすぎると思う。

仮に投資用だとしても、築40年超の物件を購入するのであれば、利回りが8~10%近くはないと厳しい。
詳しく書くと面倒だから端折るが、リスクの方が上回る確率が物凄く高いからだ。
そんなボロイ物件がたくさんあるとは到底思えない。
(ただし、入念に調べれば利益を出せる物件は確実にある。あるが同業者も狙っている。)

それに今後の金利動向もある。
もうすぐあれよね、と思うと、リスクオンにしてよい状況かどうかは慎重であるべきだと思う。


これはハイリターンを求めるチャレンジャー精神なのだろうか?
リスクを取らねば、ハイリターンは得られぬ!
そんな心持なのだろうか?


そしてふと思った。

これ買っているの日本人じゃないかもしれない……。


買主が外国人なら、納得がいく。
彼らは意外と日本の建物事情に疎い。
築40年なら全然住めるやん!!
100年だっていけるぜ!と、わりとガチで思っていそう。


日本だと無理だからね?と優しく諭してあげられる不動産屋がいたら、それはもう正直不動産だと思うが、少ないんだろうなあ……。
リフォーム済なんで内装綺麗ですよ!驚きの白さっす!
とか言ってんのかもしんない。


ちなみに僕の経験上、旧耐震や新耐震といった言葉を知って、物件を契約した外国人は一人もいない。
うーん、もしそうならちょっと気の毒な気がしてならない。
とはいえ、相場がどうなるかわからんしなあ。


日経平均4万円突破!

遂に日経平均が4万円を突破!
やっぱり来たかーと思う反面、ボラティリティの数値も上昇でやっぱり暴落が怖い。
前に書いた通り、大暴落は発生しないとは思っているものの、暴落はやっぱり数か月以内に起こるんじゃないか?という気がしてならない。
いやでもひょっとしたら大暴落もあり得るかも……しれない。


理由としては以下の通り
①半導体関連など、特定の株にしか資金が入っていない(期待値によるバブル)
②国内需要が比較的大きな比率を占める企業については、ほとんど反応がないどころか微妙に下がってきているものもある(国内の景気に対する不安)
③国民の景気実感に対する感覚が二極化しており、悪いと答えている人が圧倒的である(実態景気の悪化)
④先進主要諸国においても同様の状況が発生している(先進国における経済問題の顕在化)
⑤金利問題が先送りされており、ソフトランディングを図っているというが……実態はイケイケドンドンであり、逆張にいったファンドが容赦なく狩られている(たぶんそれほどソフトランディングを意識していないのではないか?と思われる)
⑥円安が安定(すでにこの先は円高になることが織り込み済みの空気があるのと、妙に下げ止まっている感じがここ最近ある。それはつまり、外国人投資家がすでに日本株を相当数セットしちゃっている状況であり、あとはどのタイミングで売るかを図っている状況であるとも言い換えられる。さらに円安になるようであれば追加の買いが入る可能性はあるが(もちろん損切に入る可能性もある)、ここからの更なる円安はちょっと考え難い。ちなみに外国人投資家の保有割合は4割近くに達するので、ここからの円高は潜在的な売り圧力になる)
⑦中国経済がやっぱりおかしい、違和感モリモリ
⑧なんとなく気持ち悪い


最後の方はもはやまともな理由になってなくてあれだが、妙な違和感があるのは確かなので書いた。この違和感は1月くらいからあるので、外れていると言ってもいいのかもしれないが、ちょっと今回は長い。


ちなみに株価は半年先の経済を反映すると一般的に言われている。
とすると、半年後の日本経済はとても良いということになる。
しかし本当にそうかだろうか?
たぶんこの疑念が自分の中の違和感に繋がっている。



僕は数字もそうだが、実体経済を結構重視しているタイプだから、そう考えてしまうのだろう。
実体経済はかなり厳しい状況だと思っている。
明らかに可処分所得が減っている人が圧倒的に多いと見る。
にも拘わらず、昨年の消費者物価指数はここ10年で前例のないほどの急上昇の右肩上がりになっており、急激なインフレに対応できていない状況が窺える。
この波はすでに先進主要諸国で起きていたので、遂に日本にも来たかといった印象だが、実際に来てみると相当に悪い波だというが分かった。


とはいえ、こうした悪いインフレの波に飲み込まれても、日本はカナダやドイツのような有様にはならんだろうと思ってきた。
そう思えるのは、借地借家法の存在である。
これが大きな盾、いわば最後の砦となり、たとえ物価が上がっても、家賃はそれほど上がらないという状況が作られる(その代わり、デフレの時にはそれほど家賃が下がらないという、ある種のディフェンシブな側面も持つ)。
それゆえ、急激なインフレにより可処分所得がある程度減ったとしても、社会的住居基盤は守られるというのが日本と先進主要国の違いだった。


だが、それを破ろうとする動きが最近出てきた。
その筆頭になっているのがUR賃貸。
物件によって1割~2割といったかなりえげつない値上げを強行している。
こういうことを続けるのであれば、独立行政法人ではなく株式会社に変更するべきだし、国の補助金で家賃支援をしたりするのは中止させるのが妥当だと思う。
また、役員に対しても不正等をしていないか厳格に追及すべきである。
CMバンバン打って、よっぽど金が余っているとしか思えない。
支援しておらず恐縮だが、日本共産党にはもっと頑張ってもらいたい。
方向性さえ間違わなければ、たぶん急激に支持率を伸ばせる可能性を秘めている政党だが、何分イメージがすこぶる悪いのが残念だ。
あとはれいわ新選組だが、ここも色々とあれなので、なんとかならんかと思う。


話題が大きくずれたが、つまり現在、「最後の砦」が崩れかけてきており、それを突破されてしまうと、社会に大きな歪ができる境界値にいるのでないか、というのが僕の推測だ。
もちろん岸田氏の言うように所得が増えれば、社会は問題なく回る。
だが、それは現実的に難しい。
なにしろ日本の高齢者人口は全体の1/3を超えており、今後もさらに増加することが確実である。
若者の所得が増えることはあっても、高齢者の所得が今後伸びるとは通常考え難い。
年金のマクロスライドはすでに失敗しており、インフレを全く吸収できていない。
それゆえ国や都の支援金でどうにかお茶を濁している。
そのような中、生活基盤たる住居にかかる費用が増大するとなれば、必ずどこかのタイミングで崩壊が訪れることになる。
その気配を、つまり臨界点を市場が察知したときが大暴落のポイントになるのではないだろうか?
あるいはどこかが仕掛けるか……?


少なくとも機は熟し始めてきているから、やっぱり数か月以内が危ないかなと思って、注意しながら市場に参加していようと思っています。
これから買うなら米国債!と言っている某投資家もいるけれど、これはほんと言い得て妙だと思う。

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HN:
linne
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男性
職業:
モーグリ工科大学 クリスタルエンジニアリング研究科 クリスタルライザー講師
趣味:
バナナの皮むき
自己紹介:
ちゃきちゃきの江戸っ子だが、サイタマ生まれ。
春日部ファイヤーを合言葉に東京征服をたくらむ。

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