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寺子屋フルメタルイノベーションZα

投資的な毎日を猫目線でレポートします

   
カテゴリー「アニメ」の記事一覧

2016年冬アニメ感想

2016年冬アニメがぼちぼち完結したのが出てきたので、ここらでまた一つ感想を。

評価手法は次の通り:(S(90点以上)>A>B>C>D>E(10点以下))

S この素晴らしい世界に祝福を!
A+ 僕だけがいない街
C  ノルン+ノネット
B+ ハルチカ~ハルタとチカは青春する~
B+ 少女たちは荒野を目指す
C- アクティヴレイド 機動強襲室第八係
A- 昭和元禄落語心中
C  だがしかし
C- Dimension W
A  灰と幻想のグリムガル
C+ 蒼の彼方のフォーリズム
C- 亜人
B- 暗殺教室~二期~
A  赤髪の白雪姫~二期~


以下、簡易レビュー。


S この素晴らしい世界に祝福を!

まだ最後まで見ていないので暫定評価ではあるものの、内容はとても面白い。
ファンタジー系のパロディという、比較的斬新な設定のため、随所に笑える要素が詰まっている。
また声優さんの演技も素晴らしいので、見ていて引き込まれてしまう。



A+ 僕だけがいない街

毎回楽しみにしながらストーリーを追った。
多少テンポに遅さを感じることもあったが、逆にじっくり楽しむという点においては、それが良かったのかもしれない。
伏線の回収に期待していたが、その辺はうまく解決されていなかった。これだけが残念。
しかし総じてとても面白い内容なので、A+の評価。



C ノルン+ノネット

一言でいえば、大きな大砲をぶっ放してしまったんだけど、回収しないまま荒廃した状態で終わった、そんな感じの作品。
世界観は申し分ない。
問題なのはプロットとキャラ設定。
伝えたいものは何となくわかるので、この辺がもったいなかったと思う。



B+ ハルチカ~ハルタとチカは青春する~

音楽アニメ、かと思いきや、推理音楽アニメだった、かと思いきや、推理ドタバタアニメだった。
面白い回もあったが、すごく面白いかと言えばそうでもないのがつらいところ。
ただ、面白くないかといえば、そうでもないのがまた難しいところ。
そんな作品。観ておいて損はない。



B+ 少女たちは荒野を目指す

エロゲーを作ろうと奮闘する高校生たちを描くわけだが、これが多少生々しいところもあって、見ていて楽しかった。
他は特に可もなく不可もなく。



C- アクティヴレイド 機動強襲室第八係

一話完結型で途中それなりに面白い内容のものもあったが、最終話が近づくにつれて微妙に。
キャラも一部を除いて描き切れていないように思った。



A-  昭和元禄落語心中

昭和の落語家の物語。
人間関係の葛藤などが描かれており、今期の他のアニメ作品としては異色かもしれない。
内容についても面白いのだが、テンポがいまいち。
その物語を挟む必要性があったのか?という疑問が湧くものもあった。
と辛口だが、面白い部類だと思う。結果としてA-の評価。



C だがしかし

毎回、一つ二つの駄菓子をテーマに繰り広げられる、駄菓子コメディ。
なのだが、話の内容がどれも同じ。
葛藤とかそういうのはない。
懐かしさが手伝って、なんとか見られたが、それがなければ目も当てられないレベルだったかもしれない。



C- Dimension W

切れ切れのダンスのおっさんのドラマ。
主人公はおっさんではなく、ロボットの女の子にすべきだった。
魅力あるおっさんならともかく、いまいちなのだ。
ついでにいえば、内容もいまいち。



A 灰と幻想のグリムガル

リアリズムの視点を入れた、ファンタジーアニメの模様。
そのため、グロさや生々しさがあるが、それを耐えても凌駕する魅力がある。
ただし、このペースを続けられると、ちょっときついかもしれない。



C+ 蒼の彼方のフォーリズム

ストーリーは微妙。キャラ作りはそれなりにしっかりしている。
なんとなくの楽しさで最終回まで引っ張ってくれた。
最終回のフライングサーカスは観ているだけでも楽しくなるような感じにさせられる。



C- 亜人

視聴途中。
世界観はしっかりしているのだが、テンポが遅い。
キャラつくりは悪くないが、特筆すべきほどでもない。
グロ系が好きな人は楽しめると思う。



B- 暗殺教室~二期~

視聴途中。
前期に引き続き、ストーリーはしっかりしている。
しているのだが、前にも増して微妙な回がちらほら出てきた。
それでも安定してみていられる内容ではあるので、B-の評価。



A  赤髪の白雪姫~二期~

ゼーーーーーーン!
と叫ぶ女の子のCMがかわいいアニメ。
前半では、のほほんな感じの展開が続くが、途中で急展開。
後半になると、前期にもまして、白雪とゼン王子の関係がさらに進展してゆく。
第三期が楽しみな作品である。


と、こんな感じだろうか。


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2016年春期アニメ

2016年春期アニメが始まってから少しばかり経ったので、ここらでひとつ感想を。

評価手法は次の通り:(S(90点以上)>A>B>C>D>E(10点以下))

C+ ノルン+ノネット
A- ハルチカ~ハルタとチカは青春する~
B+ 少女たちは荒野を目指す
D+ アクティヴレイド 機動強襲室第八係
A  昭和元禄落語心中
A+ 僕だけがいない街
C+ だがしかし
C- ブブキブランキ
C- ラクエンロジック
B- Dimension W
B+ 灰と幻想のグリムガル
C+ 蒼の彼方のフォーリズム
A+ この素晴らしい世界に祝福を!
B- 亜人


以下、簡易レビュー。

C+ ノルン+ノネット

ひとりぼっちの特殊能力を持った女子高生?が天上に浮かぶ島?で暮らす物語、の模様。
まだ始まったばかりなので、大きな展開にはなっていないが、ちょっと期待できそうな気もするのでこの評価。



A- ハルチカ~ハルタとチカは青春する~

音楽アニメ、かと思いきや、推理音楽アニメだった。
主人公の影が薄いのが切ないところだが、今後出番も増えると思う。
ちょっと楽しみな作品。



B+ 少女たちは荒野を目指す

エロゲーを作ろう!とがんばる高校生たちの青春物語?
設定が面白く、これも今後に期待できそう。



D+ アクティヴレイド 機動強襲室第八係

ロボットアニメの模様。
なんとなく微妙な気がするが、とりあえず視聴継続している。



A  昭和元禄落語心中

落語家の物語。
この手の話にありがちな、ムショあがりの若者が更生して落語家になる、いわゆる成長物語かなと思いきや、ちょっとニヒルな師匠の話に移り変わったのにびっくり。
そういう展開で来たかと、ちょっと意表をつかれた。
だが、それが面白い。
今期楽しみな作品のひとつ。



A+ 僕だけがいない街

今期1,2の出来を争うアニメになりそうな予感。
色々と伏線が張ってありそうな展開なので、そういうのを意識してみるのも面白ろそうだ。



C+ だがしかし

駄菓子をテーマにしたアニメ。
それ自体は面白いのだが、内容がぶっ飛んでいる。
たまに展開についていけないのに困るが、そこがいいのかもしれない。



C- ブブキブランキ
C- ラクエンロジック

今期はちょっと当たりのアニメが多そうなので、いつもなら続けてみるところだが、一話で終了となってしまった。ちょっと残念。


B- Dimension W

このアニメを一言でいえば、オープニングでおっさんが切れ切れのダンスをかますアニメ。



B+ 灰と幻想のグリムガル

ファンタジー系のアニメ。
ただし意外とグロテスクでもある。
ちょっと楽しみな内容なので、今後に期待。



C+ 蒼の彼方のフォーリズム

雰囲気が楽しそうなアニメ。
空飛ぶ靴が常用化されている学校を舞台に、なにやらハリーポッターのクリケット(だっけ?)のような遊びが展開されている。
キャラ同士の掛け合いがほのぼのしている。



A+ この素晴らしい世界に祝福を!

今期1,2を争う出来になりそうなアニメの一つ。
ファンタジー系で、シリアスな展開はなく、楽しく見られる感じだ。



B- 亜人

ダークな世界観でグロテスク。
ちょっと苦手な系統だが、ストーリーはしっかりしていそうな感じ。


今期はこんな感じか。
あとは暗殺教室と赤髪の白雪姫の第二期がここに入ってくる感じになりそう。
うーん、ちょっと多すぎるなぁ……。
まあ、ある種の暇人なんで、全部見るつもりだけど!

アニメレビュー 2015~2016

ずいぶんと遅くなってしまったが、2015年冬期アニメのレビュー。

評価手法は次の通り:(S(90点以上)>A>B>C>D>E(10点以下))

D-  アクエリオンロゴス
B+   ヤング・ブラック・ジャック
A-       ワンパンマン
B      アニサン劇場 今際の国のアリス
D   ランス・アンド・マスクス
C+  K return of King
B   落第騎士の英雄譚
C+  対魔導学園35試験小隊
B   俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件
A-  ノラガミ
A-  アルプス物語 わたしのアンネット
S   牧場の少女カトリ

ちなみに、ようやく見終えた2015年秋期アニメの評価は以下の通り。

S がっこうぐらし


といったところです。
以下、それぞれの作品に関するコメント。


D-  アクエリオンロゴス

いまいち。ストーリー構成はそれなりにしっかりしているのだが、それだけ。内容の面白さに欠けるのだ。一昔前のワンパターンを繰り返すタイプの戦いもの、すなわちウルトラマンとかそんな感じだろうか。後半、急展開があるものの、すぐさま沈下。微妙な話は最終話まで微妙なまま進んでいった。


B+   ヤング・ブラック・ジャック

当時の時事ネタをもとに、医療界の腐った面をそこはかとなく抉り出すブラックジャックの良さは本編でも継続している。毎回安定して楽しめたが、たまにグロイのが切ないところ。


A-       ワンパンマン

初回こそ、なんだこの糞パロディアニメと思ったが、徐々にハンターハンターのような設定が少しばかり混入し、面白さが出てきた。結果、大幅に評価を上げてのA-評価となる。また、エンディングテーマも切なくてよい。


B      アニサン劇場 今際の国のアリス

3話で終了してしまい、4話目には姉と弟のブラコン?ものが始まってしまい面食らった。3話までの評価は上記の通り。


D    ランス・アンド・マスクス

絵は可愛らしく、パステルカラーな感じで落ち着いているのだが、ストーリーの内容がいまいちだった。


C+  K return of Kings

こちらも絵がとても綺麗。ただ、ストーリーの内容がやっぱりいまいち。


B   落第騎士の英雄譚

今回の萌え系の中では、一番ストーリーがまともだったような気がするが、最終話付近でやや壊れ気味に。その辺がもったいなかったなと思う。



C+   対魔導学園35試験小隊

オープニング、エンディングテーマがなかなか良い感じ。アニメ自体に関しては、ストーリーの良し悪しの起伏が激しく、安定していない。面白いときは面白いのだが、つまらないときは本当につまらない、そんな作品だった。



B  俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件

題名からしてその内容が見えてきそうなアニメであり、そうした期待を裏切らない内容に仕上がっている。こたつでみかんを食べながら見るのに適していると思う。



A-   ノラガミ

日本の様々な神様が登場する(主に七福神だが)アニメ。主人公はお社を持たない野良の神様ということで、ノラガミ。設定がきちんとしており、プロットもしっかりできている。続編があるなら、ちょっと楽しみな作品。


A-  アルプス物語 わたしのアンネット

東京MXTVによる、世界名作劇場の再放送。
ストーリーは10話ちょいあたりから、罪と赦しという、完全にキリスト教色まっしぐらのテーマで突き進んでゆく。プロットはとてもしっかりしているので、安定して視聴できるが、やっぱりちょっと暗い感じがするのは否めない。ちなみにハッピーエンドなので、安心してください履いています。


S   牧場の少女カトリ (視聴中)

まだ視聴途中だが、名作だと思う。
視聴当初は、どうしてもSMAPの香取慎吾の顔が出てきて困ったものだが、そうした不安は視聴後まもなく取り払われた。そのくらい面白い。物語や描写がしっかりと作られており、製作陣の想いが伝わってくる。お気に入りなのでネットで検索してみたところ、なんと驚くことに、放映時は視聴率の低さに打ち切りが検討されていたとか。これほど面白いのに打ち切りとは日本オワタと思ったが、たしかに子どもにはちょっと難しい内容かもしれない。カトリには、トム・ソーヤの冒険のような単純明快な面白さもないし、フランダースの犬のような、際立った切なさもない。だけど、日常というのがこれほど面白いものなのかと感じられるのは、カトリが持つ良さだと思う。こういうアニメが今も放送されればいいのにと思うわけですよ。



S がっこうぐらし

名作といっていい部類に入ると思うアニメ。
初回のどんでん返し的な大胆さに驚いたものだが、とにかく全体を通してストーリー、プロット構成など、様々な面が非常によく練られている。その構成のすばらしさは二度見したくなるレベル。また、登場人物それぞれの特徴もしっかりしており、ワクワクドキドキ、楽しく見ていられる。続編が期待できる内容になっているので、2期が楽しみなところだ。


と、こんな感じか。

さて、2016年春期の視聴予定アニメは以下の通り。


ノルン+ノネット
ハルチカ~ハルタとチカは青春する~
少女たちは荒野を目指す
アクティヴレイド 機動強襲室第八係
昭和元禄落語心中
僕だけがいない街
だがしかし
ブブキブランキ
ラクエンロジック
Dimension W
灰と幻想のグリムガル
蒼の彼方のフォーリズム
この素晴らしい世界に祝福を!
亜人


どう考えても、ちょっと観切れない気がするので、このうち第一話だけを見て、ブブキブランキとラクエンロジックは終了とした。視聴継続が確定しているのは、ハルチカ、少女たちは、昭和元禄、僕だけが、だがしかし、灰と幻想、蒼の彼方、この素晴らしい……。他は様子見。
今のところ、面白いアニメが出揃っているように思う。

2015年秋期アニメ

2015年の秋アニメが始まってからしばらくたったわけでして。
そろそろ視聴してるアニメの暫定評価も固まってきたところです。
というわけで、今日はそれらを極端なネタバレを避けつつ、つらつらと書いてみたい。


今期の視聴対象としたアニメは以下の通り。


アクエリオンロゴス
ヤング・ブラック・ジャック
ワンパンマン
アニサン劇場 今際の国のアリス
進撃・巨人中学校
ランス・アンド・マスクス
かみさまみならい
K return of King
落第騎士の英雄譚
コンクリート・レボルティオ
対魔導学園35試験小隊
終物語
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件
ノラガミ


で、以下評価。
評価手法は次の通り:(S(90点以上)>A>B>C>D>E(10点以下))


C+   アクエリオンロゴス
B+   ヤング・ブラック・ジャック
C       ワンパンマン
B+     アニサン劇場 今際の国のアリス
D-  進撃・巨人中学校   (1話のみ)
C    ランス・アンド・マスクス
B    かみさまみならい   (1話のみ)
C+  K return of King
B-  落第騎士の英雄譚
C-  コンクリート・レボルティオ (1話のみ)
C   対魔導学園35試験小隊
E   終物語
A-  俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件
A   ノラガミ


まずアクエリオンロゴス。
前期からの続きで見ている。
プロットなどは落ち着いているため、安定して見ていられるという安心感のようなものがある。
ただし、刺激に欠けるのが弱点か。
16話あたりでは少し面白くなってくる。


ヤングブラックジャック。
いわずもがな、ブラックジャックシリーズ。
独特な世界観と、適度な緊張感、そしてカーブの効いた爽快感のある作品。
今期アニメの中では高評価に入る。


ワンパンマン。
ネット上でオーバーロードの後を継げそうな作品という評判があったので、楽しみにしていたが、完全に肩透かしを食った感じ。
パロディ+ギャグアニメとして見る分には問題ないが、オーバーロードと比較してはダメ。
そもそもこの二作品はベクトルが全然違う。
俺TUEEEEEEEEEEEEEで共通しているという意見もあるようだが、オーバーロードは俺TUEEEEEEEEEじゃない。
主人公モモンガの慎重さそのものが俺TUEEEEEEEEでないことを示している。
他方、ワンパンマンは本当に俺TUEEEEEEEEだ。
つまり違うのだ。根本から違うのだ……。


アニサン劇場 今際の国のアリス
これは意外に面白かった。
3話で終わってしまったのが残念なくらい。
物語の設定はガンツに近い。
違うのは、生身の人間で、ゲーム性が増していること。
ちなみにふっとんだりちぎれたりと結構過激な描写もあるので、18禁向けである。


 進撃・巨人中学校
進撃の巨人を見たことがなかったので、これから入ってみることにした。
ああ、間違いだった。
パロディなので、元ネタを知らないと楽しみようがない。
そのことに気付いたのは一話を見終えた後だった。
というわけで、進撃の巨人を見ていたのなら、きっと評価は変わったことだろう。


ランス・アンド・マスクス
騎士として養育された青年が巻き起こすドラマ。
平凡な内容だが、ぶっとんでもいないので、落ち着いて見ていられる。


かみさまみならい
心温まる話という触れ込みだったので、見た。
どうやら少女向け(幼稚園から小学校中学年くらい?)だったようで、見終えた頃にはなんともいえない空気に。
マーケティング魂に火がついたような部分ばかりに目がいってしまい、こんな風に捉えてしまうなんて、これが大人の階段昇るということなのかと、ある意味切なくなった。


K return of King
Kって、昔やってたアニメだよなぁと思いつつ、懐かしさも手伝ってみた。
プロット展開が微妙なため、話の内容がようわからん時があるのもそのまま。
しかし絵は以前と同様に綺麗。
いや、進化していると思う。
世界観は面白いので、今後が楽しみでもある。


落第騎士の英雄譚
 こういう系の設定、つまり弱い者が強くなってゆくという成長ドラマ(古くはドラゴンボールとか)が好きなので、たとえ萌え萌えきゅんな要素に溢れていたとしても、毎回それなりに楽しみに見ている。


コンクリート・レボルティオ
独特な絵のタッチが素敵なアニメ。
ただしストーリー展開が微妙だったので、一話終了となった。
もう少し視聴時間に余裕があれば、その後も見たかもしれない。


対魔導学園35試験小隊
落第騎士の英雄譚とどうも感じが被って仕方がない作品。
内容は全然違うのだけれども。
落ちこぼれ小隊の奮闘が描かれる。


終物語
5話までがんばって見たが、どうにも我慢ならなくなったので、これで視聴終了とした。
内容に関しては、好きという人は好きなんだろう、という印象を受ける。
だが、こういうのが苦手な人には、徹底してダメというタイプのものだ。
意味のない会話に意味を求める馬鹿らしさ、そして言葉の耳触り感、またプロットの混沌性など、中二病が前面に出ている感じの内容で、イライラ棒を振り回したくなる。
それでも、ギャグを全面に押し出しているのであれば、まだ面白さもあるのだろうが、中途半端に真面目くさっているから、目も当てられない。
シュレディンガーの猫を出せば、なんでも許される、なんでもOKになりそうな世界、そんな感じなのだ。
要するに、帰ってくれ、ウルトラマンといった感じ。
ちなみに上記の説明に苛立ちやむかつきを覚えた人は、きっとこの作品を嫌いになる人だと思う。


俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件
タイトルからしてあれだ、というか楽しみだった作品。
内容は萌え系ではあるものの、それなりに楽しめるものになっている。
プロットも悪くなく、軽快なテンポで話が進んでゆくのも良い。


ノラガミ
現時点で、今期ナンバーワンの作品。
初回は微妙だなぁと思って見ていたが、2回以降だんだん面白くなってきた。
分かり易い内容なので、物語の中にすっと入りこむ事が出来るのも良い。
この点は 終物語と真逆である。
分かり易い内容を、わざわざ難解にして、ちくわぶみたいにひねりを加えている、そんな感じなのが終物語。
ノラガミの世界観は、日本の八百万神を題材にしており、神話が好きな人も楽しめるんじゃないかと思う。


と、以上こんな感じ。
今期はまだ半分も来ていないので、今後がどうなるのか楽しみなところでもある。

2015年夏季アニメ感想

10月に入り、夏期アニメもひと段落。
というわけで、そろそろ感想に入りたいのである。
まずは評価一覧から。


2015年 夏季アニメ

C-   ドラゴンボール超
A-   のんのんびより りぴーと
?     空戦魔導士候補生の教官
C-   下ネタという概念が存在しない退屈な世界
C+   電波教師
C+   アクエリオンロゴス
A+   城下町のダンデライオン
A     赤髪の白雪姫
A-   俺物語!
A+   オーバーロード
A-   六花の勇者
A-   がっこうぐらし

 以下、やっと観終えたもの。

A-  四月は君の嘘
S    七つの大罪
S    結城友奈は勇者である 



さて、初回放送時から変わらない、あるいはランクダウンしてしまったものから感想をいってみよう。
ネタバレしないように、内容については極力触れないでおいた。


「ドラゴンボール超」に関しては、なんとなく懐かしさもあって毎回見ている。
しかし話がなかなか進まない。
ドラゴンボールZ以降、ありがちな展開ではあるけれど、なんとかならないものかと時々思う。
それから「下ネタ という概念が存在しない退屈な世界」は、もはや単なる痴女と変態男のアニメになってしまい、ディストピアの面白さやブラックユーモアも何もない退屈な世界になってしまった。
そのため、こんな評価に。
電波教師とアクエリオンロゴスに関しては、平行棒に乗ったまま、ゆるりゆらゆら歩いている感じ。
平行棒の移動だけなので、大技が出るわけでもない。
そのため基本的に退屈だが、それほど酷いというわけでもない。
そんなアニメ。
ちなみにアクエリオンロゴスについては、まだ続くらしい。


次に評価が良かったアニメ、および初回から評価を上げたアニメについて。


 まずは、城下町のダンデライオン。
ほのぼの系のアニメとして活躍してくれた感じ。
内容もほほえましい?ものが多く、さらに各キャラクターの設定もしっかりしており、安定して視聴できた。
続編があるなら見てみたいアニメだ。

それから赤髪の白雪姫。
少女マンガが原作。胸キュンするかどうかはともかく、男が見ても面白い内容となっている。
特にアニメの合間に挟まれる、原作コミックのCMが素敵だ。

次に俺物語!
春期アニメからの続きで2クールだった。
大和とたけおの純情恋愛模様がオッスオッス!&きゃぴきゃぴとしたタッチで描かれるのだが、ドロドロしたモノばかりの作品が多い昨今の風潮の中、こういう二人を描いたものは見ていて何とも言えない暖かさというか、安心感がある。
それが高評価に繋がった。
今度実写映画化するらしいが、たけおの再現は困難だろうな……。

そしてオーバーロード。
良作が多い中、強いて順位をつけるとすれば、このアニメが今期ナンバーワンだろう。
世界観および各キャラの設定が非常にしっかり作られている。
敢えて文句を言えば、プロットの展開に無茶があることか。
特に、後半になってからというもの、話が飛躍しすぎて、意味不明になっている回もあった。
それなら13話に納めようとせず、2クールでやってほしかったと思う。
それがS評価とならなかった原因だ。
とはいえ、2期が期待できそうな終わり方だったので、今後も楽しみだ。

六花の勇者とがっこうぐらし に関しては1話しか見ておらんので、また後ほど。


以上、夏期アニメの感想を一言でいえば、当たりアニメが多かったように思う、ということだ。


それから大分感想が遅くなってしまったが、 四月は君の嘘、七つの大罪、 結城友奈は勇者である  についても書いておきたい。

四月は君の嘘はプロットはしっかりしているが、キャラの作り込みがやや甘い。
でも絵はとても綺麗だ。

七つの大罪と 結城友奈は勇者であるはS評価とした。
どちらもプロットの構成、キャラともにしっかりしている。
ただし後者に関しては、いわゆる「世界の真実」が分かるまでは、ちょっと微妙な展開だったことも否めない。
が、名作に値すると思う。
というわけで、S評価。


さて、今週から次々とまた秋期アニメが始まってくる。
良作が豊富だといいのだけれど、豊富過ぎても見るのが大変なんだよなぁ。

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HN:
linne
性別:
男性
職業:
モーグリ工科大学 クリスタルエンジニアリング研究科 クリスタルライザー講師
趣味:
バナナの皮むき
自己紹介:
ちゃきちゃきの江戸っ子だが、サイタマ生まれ。
春日部ファイヤーを合言葉に東京征服をたくらむ。

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