Canonのコンパクトデジタルカメラの新機種が先日発表されたのだけれど、その内容を見てびっくり。
なんと、単三電池使用モデルが消えているではないか!
驚いたことに、一つもないのだ。
単三モデルのファンとして、これは非常に悲しい。
なにしろ単三モデルは便利なのだ。
出かけ先で充電場所がなくとも困らない。
コンビニに行けば電池が買えてしまうのだから。
また、エネループを使えば電池の持ちがぐっと跳ね上がる。
SX160ISなら、400枚くらい撮れる。
予備に2本持っておけば800枚いける。市販の単三電池パックに入る4本入りのものなら1200枚いける。
専用充電池だと、そういうわけにはいかない。
予備のバッテリーを買わないといけないし、しかも純正品は高いときた。
互換バッテリーを使う手もあるが、バッテリーの中身が中国製セルだったりなんかして、爆発覚悟になるんじゃないかと思うと怖くて手が出せない。
エネループだと日本製だし、爆発云々の心配はまずない。
話がずれたが、なんでキヤノンは単三モデルをやめたかなぁと。
正直、Canonの開発担当はバカだと思うんだよな。
単三モデルをもっとアピールすべきなんだよ。
ただでさえコンデジの市場がスマートフォンにとられているというのなら、スマートフォンの弱点をつけばいいじゃないのさ。
スマホは電池の持ちが悪く、旅先でもコンセントを占領しちゃう。
一方、コンセントの必要性が低く、いつでも電池交換可能な単三モデルのカメラ。
専用電池とは違う良さがあるのに!
特に海外へ行ったときなんて、単三モデルの汎用性にどれほど感謝することか。
ああ、もったいない!
さて、こうなると、Nikonに移る他ないわけだが、今ならばまだ最後の砦がある。
そう、現行モデルのSX160ISだ。
これがキヤノン最後の単三モデルになるかもしれないと思うと、とてつもなく悲しい。
ちなみに値段がクソ安いにもかかわらず、日本製なんだよな。
マニュアル操作も充実してるし、個人的には名機だと思う。
次のモデルでは、さらにこのうえを期待していただけに残念で仕方がない。