高市氏 金融所得課税、インフレ率2%達成後に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA13B960T10C21A9000000/
高市氏は年間50万円以上の金融所得に課す税率を20%から30%へ引き上げる案を掲げる。
4年前のニュースだけど再び点火してきているので採り上げたいのだ。
高市さんのこの前の表明演説では金融所得に関する発言が無かった。
そのことが憶測を呼び、今回のちょっとした点火に繋がっているのだと思う。
これを高市下げと見る人もいるようだが、そうではないだろう。
市場は不確実性を最も嫌うと言っても過言ではないから、態度を明確にして欲しい野田。
上げないと明言してくれれば、それだけ大いにプラスになる。
逆に上げると明言するのであれば、それはすぐに織り込みに入るから、暴落したとしてもそれはそれで助かる。
宙ぶらりんが一番マズイ。
とはいえ、高市さんでなくても、つまりは他の候補者も茂木さん以外は上げてきそうで怖い。
一番怖いのは小泉さんで、ノリで上げてきそうな予感がぷんぷんする。
とにかくみんな金融所得なら取りやすいだろうと思っているんだろうな。
でもさ、高所得者を狙いうちにしたいのであれば、金融所得ではなく不動産所得の方を上げるべきなんだよ。
不動産所得で稼いでいる人たちはほぼ漏れなく高所得者なのだから。
しかも複数物件持ちに狙いを定めれば、さらに数は限られる。
そしてこちらは間違いなく超富裕層。
一方の金融所得は、超富裕層を含むとはいえマス層の数の方が圧倒的に多いだろうし、それこそわいのような低所得の非正規雇用者だって多いと思うんよな。
年収200万くらいの人だって頑張っているんだから、そういう層をまとめて高所得者扱いするのは間違っているザマス。
それに不動産所得であれば、先述べたように影響を受ける対象者がかなり限られてくる。
言い換えれば、人数的な反発は相当に少ないのよ。
民主主義の原則に則れば、この超富裕層からはめちゃくちゃ取りやすいはずなんだよね。
にも拘わらず不動産所得課税に対しては甘々どころか激甘なのは、ある種のクオカードの歌みたいなものが政治家の間で流行しているからではないかと勘繰ってしまう。
というわけで、わいもお金があったら不動産投資をもっとやりたいですわ。
明らかに税制面などで優遇されまくりですものね、白金の奥様。
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