国民民主党はかなり応援しているんだけど、なんか凄いの出てきた。
以下、玉木氏のXポストからの引用。
「昨年12月24日、国民民主党が、「金融所得課税については分離課税を30%に上げ、総合課税と選択できるよう目指します。」との方針を取りまとめたことは事実です。 私自身、こうした自党の政策について十分把握せず、Xで反論をしてしまったことをお詫び申し上げます。
(中略)
なお、総合課税を選択すると、現在の分離課税の税率20%より低い所得税率の所得階層(例えば10%の平均税率が課せられる所得階層)にとっては減税になりますし、平均税率が30%を超える所得階層は、総合課税に比べて低い税率である分離課税30%を選択するでしょうから、結果として、30%は高所得者層にのみ適用される税率になります。 よって、当面は、暗号資産課税も含め、金融資産課税について20%の分離課税としながらも、将来的に「高所得者層」には 30%の税率を課すことを検討していくことになると考えられます。 その際、その対象となる「高所得者」をどの程度の所得階層とするのか、現時点の案だと1,500万円〜1600万円を超える所得階層が対象になりそうですが、現役世代の資産形成や貯蓄から投資への流れを阻害しないかなど、さらに党内の議論を深めていきたいと思います。」
以上、引用終わり。
一言でいうと、やっちゃだめな悪い例だと思う。
これをやったらかなりの支持率を失うんじゃないかと危惧している。
昨今ようやく新NISA登場で増えて来た個人をまるごと丸刈りして、敵を増やすようなことをしては勿体ない。
ほとんど何も生み出さない暗号資産課税は30%でもいいかもしれないが、その他の、いわゆる特定口座で取引できるような金融所得に関してはそのままにしておいた方がいい。
富裕層に対する増税をしたいのでれば、不動産所得でやるべき。
たとえば1億円等、一定以上の評価額の不動産所有および投資用不動産の所有数に対する課税、空室期間による課税を累進的に上げてゆくなどすれば良い。
これなら対象はかなり限られるから、支持率にも響かない。
響かないどころか、この層の多くは(さらにいえば層の数も少ないが)国民民主党ではなくそもそも自民党を応援している。
それゆえ、どのみち敵なんだから無問題だったのに、味方になっている層を爆撃してどないすんねん。
何やってんだろう国民民主党。
まあ、超富裕層と外国人世帯以外、全方位で爆撃かましている石破自民党に比べればマシとも言えるが、それにしても今回の発言はかなりおそ松だった。
もっとしっかり味方の国民の意見を聞いて頑張って欲しい。
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