ヤマト、全面値上げ アマゾンと交渉入り 27年ぶり、秋までに 再配達有料化に含み
http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ06HVU_W7A300C1MM8000/
全面値上げというのも気になるところだけれど、再配達有料化にも含みとあるのも同じくらい気になるなあ。
配達料金が別途かかるかどうかは、通販を利用するかどうかで最も重要な要素になる(過去には非常に大きな影響を与えると回答したが割合が50%を超えた調査結果もある)というデータも出ているわけだから、今後ヤマトの送料が値上げになると、通販市場そのものが縮小する可能性もあるんじゃないかと心配。
いや、通販市場だけでなく、景気も心配だ。
通販を使わなくなった客が実店舗に流れるかどうかといえば、それは期待薄ではないかと思う。
それどころか、むしろ商品を買わなくなるだけなんじゃないかなと。
これまでは送料も無料だったから、ちょっと買ってみるかなと思って手を出すこともあったろうと思う。
でもこれからは同じ商品に送料が300円さらにかかりますとなると、躊躇するのではないかな。
どうしても必要なものなら実店舗のお店に行くけど、そうでないならスルーするような気がする。
そんなこんなが日本全国で起これば、消費も減ってゆくわけで。
消費が減れば、生産も減るわけで。
風が吹けば桶屋が儲かる的な流れになるならいいんだけど、ヤマトが値上げしたら日本が風邪をひく、となったら大変だ。
それから再配達の有料化は、利用者側の意見で申し訳ないのだけれど、やめたほうがいいと思う。
有料化になった場合、良心的なドライバーさんならいいけど、中には、チャイムを鳴らさず、またドアのノックもせずに不在届を颯爽と入れてゆくドライバーさんがいないとも限らない。
今までなら、「マジかよ仕方ねえな」で済んだものが、再配達に金を取るとなると、「伺いました!」「来ていないから!」といったトラブルが増えそうだ。
とまあ、この先どうなるのか、結構心配であります。
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