週末の衆院解散報道で夜間に日経先物が1500円近くぶっ飛ぶ状態になってワロタ。
ザラ場からすると2000円以上アップといった感じか。
この株高は日本の景気が良くなるという期待よりも、積極財政の推進により日本円がぶっ壊れることが理由だと思うんよなこれ。
円安が加速すれば、ただでさえ145円にレートを置いている輸出企業は爆益になる。
どう考えても短期的にはプラスに働く。
一方でイオンのような国内マーケットの比重が高いところはマイナスになる。
特に心配なのは外食関係で、サイゼリヤ等の確固たるブランドを築いているところを除いて、金持ち向けの業態に変化するしかもう生き残る術が無くなるんじゃないかと思う。
というわけで当分は輸出関連、資源関連は買いで、内需系は売り目線でいいといった感じ。
ときに気になるのは国債の方。
利回りがえらいことになってきているんで、果たしてこのまま株高を維持できるのかが疑問。
積極財政を続ける限り国債価格が上がる見込みは少なく、これは裏を返せば株高への足枷になる。
とすれば、株高が今後も続くかどうかは、実はかなり疑惑だらけなのでは?という気がする。
そもそも解散が規定路線として、それで本当に勝てるのか?という問題もある。
高市内閣の支持は今も高いようだが、選挙になり、これまでの実績や今の生活状況を振り返り冷静になれば、無党派層の中で自民党支持に回る人は意外と少ないかもしれない。
今回は公明票が自民に入らない可能性が高いから、その分を無党派層から吸収しないとマズイのだが、高市氏が掲げる政策は無党派層に響くであろう外交的なものと響かない経済的なもので分かれているように思う。
それでも今どうにかなっているのは、無党派層が高市内閣の外交的な政策の問題点に気付いていないこと、そして経済的な政策に対してはどうにも無知っぽいことが起因しているように思う。
なにしろ現状で高市さんが採っている政策は資産家(資本家)のための政策であって、庶民のための政策では全くないからだ。
アベノミクスの時とは明らかに前提が違う。
金利を正常な位置にまで上げ続けてゆくのが困難な今の状況で積極財政を続ければ、確実に庶民はこれまでの普通の暮らしができなくなる。
これは小泉の時と微妙に似ていて、つまりは郵政解散の当時、若者もこぞって小泉・竹中を応援してしまったという苦い過去がある。
自分もその一人だから、大いに反省している。
なにしろ冷静に小泉・竹中の政策を見れば、若者を犠牲にして年配者を保護するというものだということは明白だったからだ。
いわゆる、国民の一部を切り捨てて国難を乗り切るというやり方。
今回もそれと同じことが繰り返されているのかもしれないと危惧する。
じゃあ、どんな形が良いのかといえば、個人的には現状のままで良いと思っている。
自民党が少数与党の方がどうも上手く事が運ぶような感じだからだ。
維新や国民民主党、また保守的な政策では日本保守党などの末端とも連携し、十分な話し合いの上で事を進めてゆく方が暴走せずに済む。
懸念事項はむしろ自民党内部の方で、今回の国旗毀損罪やスパイ防止法についても自民の内部に問題がある。
選挙でこれらの派閥が再び息を吹き返してくるのは避けた方がいい。
高市さんがトップでいる間はおそらく大丈夫だろうが(ここで折れると支持率に大きく関わる)、何らかの事情ですげ替えられた後、中国土下座外交に早変わりするんじゃなかろうか。
その時に自民党内の保守派や保守派の野党の力が弱ければ止めようがない。
というわけで、今度の解散選挙には大注目している。
とにかく、今が高市内閣にとって最大の支持率とならないことを祈るばかりだ。
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