6月28日未明、「鳥の日パック 改悪」で全日本鶏肉同好会連盟に衝撃が走った。
同連盟の佐竹監査取締役によれば、先月末のとりの日、ケンタッキーの店舗にて来月からとりの日パックの内容が変わるという告知があったそうだ。
しかし、同連盟のメンバーは、この改悪について半信半疑だったようである。
クリスピー3本とナゲット5個では、彼らの見たところ、差があるようだ。
確かにケンタッキーの公式サイトによれば、クリスピーの価格は1本220円。
それに対し、ナゲット5個の価格は400円である。
単純計算しても260円の値上げということになる。
そのため、遅れてきたエイプリルフールネタだと一笑に付した者もいたという。
しかし、今日、待ちに待ったとりの日パックの日となり、実際に変更が明らかになったことで、同連盟の者たちは激しく肩を落としたという。
佐竹氏がその様子を本誌記者に熱く語ってくれた。
「開店と同時に店舗に足を運んだメンバーが、店の前で泣き崩れたそうです。まさか本当にやるとは思わなかった、と。」
全日本鶏肉同好会連盟本部には、朝から変更を嘆く会員たちの電話が鳴り響いているという。
佐竹氏は続けて話す。
「我々に電話してこられても、実際どうしようもないんですよ。我々はケンタッキーのチキンを愛する者であって、ケンタッキーの社員ではない。せいぜい店の前で泣き崩れるくらいしかできないのです」
同連盟としても、何もできない現状に歯痒い思いを感じているようだ。
ケンタッキーが食べられないのなら、スーパーかコンビニのチキンを食べればいいじゃない、と言う人がいるかもしれない。
だが、全日本鶏肉同好会連盟のメンバーにとって、ケンタッキーのチキンは特別なのだ。
彼らにとっての黄金期は、とりの日パックにオリジナルチキンが6本入りの頃だったという。
全日本鶏肉同好会連盟に再び黄金期がやって来るのだろうか。
今後のケンタッキーの動向に注目していきたい。
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